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第7回神奈川県知事杯ビリヤード選手権大会が平成16年9月19日(日)大和のビッグバンロリエにて行われた。(72名参加、USナインボール9セット先取、シングルイリミネーション、シュートアウト有り)朝から気温がぐんぐん上がり昼頃には30度をこえる真夏並みの暑さの中、今年で7回目を迎える今大会は想えば西嶋大策(KPBA現JPBA)の3連覇、高野智央(KPBA)、木下和人(KPBA現JPBA)、藤原剛(KBAサイドポケット)と本格派プレーヤーのみにその栄誉を与えてきた。さて今年はどんな筋書きなきドラマが展開するのだろうか。
まず昨年の覇者、藤原剛が小川洋民(バーズアイ)に5セットで敗れると、昨年準優勝、先日の岡山プレ国体第4位の松村学(KPBAロリエ)も新鋭鈴木岳大(KBAルーキー)に終始攻められ続けて5セットで完敗、昨今の下克上の激しさがいきなり牙を剥いた。そんな中ただ一人女性でエントリーした昨年埼玉プレ国体女子級優勝の能丸友加里(KBAサイドポケット)は、東北の雄
芳賀秀嵩(バーズアイ)に果敢に挑み敗れはしたが見事なプレーぶりで5セットをもぎ取ってみせた。ここのところJPBA-GPEastで優勝するなど、昨年【アマ9】を取った頃の勢いを取り戻しつつある早瀬優治(KPBAスミヨシ)だったが、難波良輔(インフィニティー)に激しく攻め立てられ7−5までリードを許しあわやと思われたが、今年台湾での世界選手権にいどみ懐の深さを増しているところを見せ付けるかの様にあっさり逆転勝ち。もうひとりの全国区、こちらも台湾世界選手権に出場し、プライベートでは名立たる外国人プレーヤーにマッチプレーを挑み多くの気付きを得て来た高野智央(KPBAイーグルA相模大野)は初戦五十嵐黎(エースヨコハマ)を3セット、次戦あべ松悟志(KPBAハイランド)を5セット、3回戦根岸和人(KPBAサイドナイン)を5セット、この日出来のいい秋山実(KPBA
A-1)をまったく寄せ付けず1セットで楽々BEST4に進出した。隣のテーブルで同じくBEST8柳沢直孝(ロリエ)戦をプレーしていた早撞きの早瀬を慌てさせるほどの光速の寄せでギャラリーを魅了した。気を取り直した早瀬も本来の早撞きで柳沢を1セットに抑えBEST4へ。
一方他の組はどこも激しいつばぜり合いが展開され、その中をまず丸岡良輔(KPBAアローズ)がBEST4へ、ゲタ枠スタートの小嶋慶(ハーバーライト)は鈴木岳大戦フルセット、及川友生(バーズアイ)戦7セットと気力の戦いぶりで上がってきた。
その小嶋が魅せてくれた。Best4高野戦は序盤一気に5セット連取、これはあっさりと行けるかとギャラリーも思い始めたとき高野のアフターバーナーが点火した。
それでも小嶋も激しく打って出てポイントを重ねたが、遂に第17セット高野に捕まってしまった。高野やっと捕まえた獲物をじっくりと吟味するように一つまた一つとポケットしていく、そして8ボールから9ボールへの高野にとってはなんでもないはずのネクストがスライスラインと余韻を残してサイドポケットに吸い込まれていった。
ファイナリスト小嶋慶、君は美しい!
早瀬、Best4丸岡戦を後半リズムを若干乱しながらも2セットで上がる。
ファイナルは今乗りまくりの早瀬と高野戦で全気力を出し切った小嶋の差は如何ともし難く2セットで早瀬優治初優勝。2度目のタイトルを狙っていた高野の『参りましたぁ〜』の叫び声ともため息ともつかない一言が印象的な大会だった。
優勝 早瀬優治(KPBAスミヨシ) 5位 秋山実 (KPBA A-1)
2位 小嶋慶 (ハーバーライト) 5位 守谷伸浩(KPBAイーグルA相模大野)
3位 高野智央(KPBAイーグルA相模大野) 5位 柳沢直孝(ロリエ)
3位 丸岡良輔(KPBAアローズ) 5位 及川友生(バーズアイ)
●トーナメント表
主催:神奈川県ビリヤード協会(KBA)
主管:神奈川ポケットビリヤード連盟(KPBA)
後援:神奈川県 神奈川県教育委員会 神奈川新聞社
協賛(株)アダムジャパン OTA ENTERPRISE Inc.
公認:社団法人日本ビリヤード協会(NBA)
協力:日本アマチュアポケットビリヤード連盟(JAPA) |
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